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Channel: NEWS HARBOR | わかやま新報
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地域が誇る「南高梅」の歴史

梅雨の時期、スーパーの果物コーナーや産直市場をにぎわすのが「梅」である。今週は県民にとって身近な存在である梅の歴史を紹介したい。 梅はバラ科サクラ属の落葉高木。原産地は中国で、日本に渡来したのは弥生時代とされ、奈良時代から庭木として親しまれ、江戸時代から果実の栽培が始まったという。県内でも江戸時代から、現在のみなべ町や田辺市周辺で栽培が始まった。...

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南高梅を使った「本格梅酒」

前号より、和歌山県が誇る「南高梅」を取り上げている。今週は梅酒について紹介したい。...

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自家製「梅ジャム」の作り方

前号では、南高梅の需要拡大に向けた「本格梅酒」の基準作りの事例と自家製梅酒の作り方を取り上げた。梅を使った加工品は他にもたくさん。今週は「梅ジャム」の作り方を紹介したい。...

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「梅干し」の歴史と魅力

前号では、梅の風味と果肉のうま味を楽しめる、自家製の「梅ジャム」の作り方を取り上げた。梅のうま味を手軽に楽しめる方法として最も一般的といえるのが「梅干し」。今週は梅干しの歴史と魅力を紹介したい。...

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「自家製梅干し」の作り方

前号では、梅干しの歴史と魅力を取り上げた。梅雨が明け、県内では梅干し作りに欠かせない、天日干しの作業が始まっている。今週は家庭でできる梅干しの作り方を紹介したい。...

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近畿で1位、県内のスイカ栽培

前号では、自家製梅干しの作り方を取り上げた。土用を過ぎ、暑さが増すこの季節。水分補給に有効とされるのが「スイカ」である。喉の渇きを潤し、夏の風物詩ともいえるスイカは、県内での栽培も盛ん。今週は県内におけるスイカの歴史と今を紹介したい。...

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種ごと食べられる「ピノ・ガール」

前号では、小玉への転換が進む、県内の栽培について取り上げた。農水省の統計値によると、スイカにおける全国の収穫量は約20年前と比べ23・7%の減少、作付面積は29・2%の減少となり、大きく数を減らしている。...

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紀中で栽培「マスクメロン」

前号では、種ごと食べられる新品種のスイカで、県内でも栽培されている「ピノ・ガール」を取り上げた。お盆を過ぎ、小玉スイカの姿を見る機会は減ってきたが、この季節にいただきたい人気の高級フルーツがある。今週は、県内でも栽培されている「メロン」の歴史と特徴を紹介したい。...

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メロン変種に分類「マクワウリ」

前号では、滑らかな食感と濃厚な甘みが特長で、紀中で栽培されている「マスクメロン」を取り上げた。紀元前2000年ごろから存在するメロン。原産地から西方に伝わったものがメロンである一方、東方に伝わったものがウリである。今週は日本の伝統野菜の一つ「マクワウリ」を紹介したい。...

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紀の川流域で栽培盛んな「ぶどう」

前号では、地域の伝統野菜として知られる、メロン変種の「マクワウリ」の歴史と味わいについて取り上げた。9月に入り、旬の真っ只中であるのが「ぶどう」。今週は、ぶどうの歴史を紹介したい。 ぶどうの原産地は中近東で、古代ヨーロッパや中国に伝わったとされる。歴史は古く、紀元前3000年ごろにはカスピ海沿岸などで栽培が始まっていたという。日本では奈良時代に...

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150年の歴史を持つ「デラウェア」

前号では、紀の川流域で栽培が盛んな「ぶどう」の歴史を取り上げた。県内では少なくとも20種類が栽培。今週は「デラウェア」を紹介したい。 デラウェアは種なしぶどうの定番として、古くから親しまれる品種。1房あたりの重さは150㌘程度。実は小粒でありながら、甘さが強く、適度な酸味があり、香りも良い。 元々は種ができる品種であるが、ジベレリンというホルモン剤に房を浸けることで、種ができないよう処理されている。...

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肉厚でコクがある「巨峰」

 前号では、家庭で親しまれるぶどうの代表格として知られ、150年もの歴史を持つ「デラウェア」を取り上げた。今週も、かつてから家庭での親しみが深い「巨峰(きょほう)」を紹介したい。  巨峰は「石原早生」と「センテニアル」というぶどうを親とし、1937年から育成され、42年に静岡県で誕生した品種で、正式な名称は「石原センテニアル」。育成地から富士山が見えることにちなみ、巨峰の名で55年に商標登録された。...

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巨峰を親にもつ「ピオーネ」

前号では、肉厚でコクがあり、根強い人気を誇る「巨峰」を取り上げた。今週は、巨峰を親として開発された「ピオーネ」を紹介したい。...

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大人気の「シャインマスカット」

前号では、大粒で糖度や香りに優れ、巨峰を親に持つ「ピオーネ」を取り上げた。今週は、巨峰、ピオーネと並ぶ、日本の代表的なぶどうとなった「シャインマスカット」を紹介したい。 シャインマスカットは「安芸津21号」と「白南」を交配し育成。2006年に品種登録された歴史の浅いぶどうである。...

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糖度が高く、希少な「藤稔」

前号では、欧米系の品種が融合して生まれた、人気品種である「シャインマスカット」を取り上げた。今週は「ピオーネ」を親とし、大粒の果実が特徴の「藤稔(ふじみのり)」を紹介したい。 藤稔は神奈川県藤沢市で、ピオーネ(「巨峰」と「カノンホール・マスカット」の掛け合わせ)と「井川682号」を交雑させ、選抜育成したぶどうで、1985年に品種登録された。...

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巨峰の枝変わり品種「紫玉」

前号では、糖度が高く1粒が30㌘を超える大粒の実が特徴の希少品種「藤稔(ふじみのり)」を取り上げた。今週は、藤稔と比べ粒は小さいが糖度が高い「紫玉(しぎょく)」を紹介したい。 紫玉は昭和57年に「巨峰」の優良系統である「高墨(たかすみ)」の枝変わりとして、山梨県で発見されたもの。昭和62年に品種登録されている。...

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東北生まれの「あづましづく」

前号では、糖度が20度に達するほどの甘味で、巨峰の枝変わり品種である「紫玉(しぎょく)」を取り上げた。今週は、巨峰の栽培に課題がある地域で生み出された「あづましづく」を紹介したい。...

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気候変動に対応「ブラックビート」

 前号では、巨峰に対抗した品種で、東北生まれの「あづましづく」を取り上げた。今週は「藤稔(ふじみのり)」と「ピオーネ」を交配してできた「ブラックビート」を紹介したい。...

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赤色で大粒の「クイーンニーナ」

前号では、7月下旬に成熟する新品種で、気候変動に対応した「ブラックビート」を取り上げた。今週も「巨峰」や「ピオーネ」を意識し、それらとの違いを新しい価値として売り出している「クイーンニーナ」を紹介したい。...

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パリッとした食感「ベニバラード」

前号では「巨峰」や「ピオーネ」を意識し育成された、赤色で大粒の果実が特徴の「クイーンニーナ」を取り上げた。今週も果実の色が赤い「ベニバラード」を紹介したい。 ベニバラードは1997年に山梨県甲府市で生まれた品種。欧州系の「バラディー」と米国系の「ゴールド」を交配させた「バラード」に「京秀」を交配し、その中から優れたものを育成したもの。果皮が赤く、パリッとした食感で皮ごと食べられる。...

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